ウンフェルリヒト・ルントボルク病 Unverricht-Lundborg disease
【概念】
進行性ミオクローヌスてんかんを呈する疾患で、常染色体劣性遺伝。
遺伝子座は21q22.3にあるEPM1(蛋白分解酵素阻害分子の cystatin Bをコード)で、同遺伝子CSTBの12塩基リピートの異常伸長や点変異が原因となる。
フィンランド、エストニア、スウェーデンに多い(バルト海型PME)。
【臨床症状】
6〜14歳にミオクローヌスまたはてんかんで発症し、1〜2年で他方の症状が加わる。
小脳症状(小脳失調、企図振戦など)が主体で、精神症状や認知症はあっても軽度。
平均経過は約14年。
【註記】
【参考】
【作成】2017-09-30