カプラン症候群 Caplan syndrome

カプラン症候群 Caplan syndrome


【概念】
 関節リウマチ患者に、塵肺に伴って起こる多発性結節性病変が合併したもの(Caplan,1953)。

【病因】
 炭塵、珪石粉、アスベストなどに長期間暴露された関節リウマチ患者に発生する。肺に吸入された粉塵によって引き起こされる特殊な反応と考えられる。

【病理】
 肺の結節は、膠原線維とそれを取り囲む粉塵を貪食したマクロファージとリンパ球、形質細胞によって構成される。皮下のリウマトイド結節ではマクロファージ層は存在しない。

【臨床検査】
 胸部X線や胸部CTで、0.5〜5.0cmの多発性結節影を認め、空洞を形成することも多い。自然消退を繰り返す。

【治療】
 粉塵からの回避が必要。
 関節リウマチの活動性を抑えることにより改善がみられる。


【註記】


【参考】


【作成】2017-03-02