進行性白質脳症 Posted on 2020-11-10 by shiburin 進行性白質脳症 頭部外傷や発熱・感染などを契機に階段状に進行する大脳白質障害。 以下の3疾患が含まれる。 ① 皮質下嚢胞をもつ大頭型白質脳症(MLC1の変異) ② 白質消失病(EIF2Bサブユニットの変異) ③ 卵巣機能障害を伴う進行性白質脳症(AARS2の変異) 臨床的にはいったん獲得された運動機能が徐々に失われ、高次脳機能障害、てんかんなどを発症することがある。 症状に多様性があり、同胞間でも変異が大きい。 頭部MRIで特徴的な所見がみられる。