好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)

好酸球性多発血管炎性肉芽腫症 eosinophilic granulomatosis with polyangiitis : EGPA
アレルギー性肉芽腫性血管炎 allergic granulomatous angiitis : AGA

チャーグ・ストラウス症候群 Churg-Strauss syndrome:CSS


【概念】
 血管炎で気管支喘息、好酸球増加、血管炎による症状を示すものを Churg-Strauss症候群、典型的組織所見を伴うものをアレルギー性肉芽腫性血管炎という。

【疫学】
・好発年齢:40〜60代の中高年
・ロイコトリエン拮抗薬投与中の患者に好発

【診断基準 1988】
<主要臨床所見>
a. 気管支喘息あるいはアレルギー性鼻炎
b. 好酸球増加
c. 血管炎による症状:発熱(38℃以上、2週以上)、体重減少(6ヶ月以内に6kg以上)、多発性単神経炎、消化管出血、紫斑、多関節痛、筋肉痛、筋力低下など
<臨床経過の特徴>
・主要所見のa、bが先行し、cが発症する
<主要組織所見>
d. 周囲組織に好酸球浸潤を伴う最小血管の肉芽腫性、フィブリノイド壊死性血管炎
e. 血管外肉芽腫
<参考検査所見>
・白血球増多、血小板増多、血清IgE増加、MPO-ANCA陽性、RF陽性、胸部X線肺浸潤影など
<診断>
1)a、b、cのそれぞれ1つ以上、かつd、eのうち1つ以上を満たす場合をアレルギー性肉芽腫性血管炎とする
2)主要臨床所見の3つを満たし、臨床経過の特徴を示した場合をChurg-Strauss症候群とする

【治療】
・ステロイド治療
・重症例は免疫抑制剤投与