進行性筋ジストロフィーの分類

進行性筋ジストロフィー
Progressive Muscular Dystrophy


【概念】

 遺伝性、進行性、かつ原発性の骨格筋障害で、進行性の筋脱力と筋萎縮を主徴とする疾患。
 病変は骨格筋に限られ、罹患筋は肉眼的に黄色ないし灰色調を帯びる。光顕的には、初期よりOpaque線維、筋線維の壊死・貪食、筋細胞核の中心移動や鎖状配列がみられ、発症後数年間は再生繊維がみられる。やがて壊死筋線維は結合織や脂肪組織に置き換わる。

 有病率は10万人当たり2.6〜5.5人。
 相対頻度は、Duchenne型60%、肢帯型30%、FSH型10%。

【進行性筋ジストロフィーの分類】

A. X染色体劣性遺伝
 1. Duchenne 型
 2. Becker型

B. 常染色体劣性遺伝
 1. 肢帯型
 2. 先天型
  a. 福山型(中枢神経症状を伴うもの)
  b. 非福山型(中枢神経症状を伴わないもの)
  c. その他(Ullrich型、Marinesco-Sjogren症候群など)

C. 常染色体優生遺伝
 1. 顔面・肩甲・上腕型

D. 遠位型
 1. Welander 型(常染色体優性)
 2. 三好型(常染色体劣性)

E. 外眼筋を侵すもの(おそらく多因性)
 1. 眼筋型
 2. 眼・咽頭型、眼・咽頭・遠位型


【註記】


【参考】


【作成】2017-02-04