スティーヴン（ブロワ家）Stephen of Blois
スティーヴン（ブロワ家）Stephen of Blois
（1097頃〜1154：1135〜1154）
父：ブロワ伯スティーヴン・ヘンリー Stephen, Count of Blois
母：アディラ（ウィリアム1世の娘）
1097頃、ブロワ伯スティーヴン・ヘンリーとアディラの三男として生まれる。
1135年、ヘンリー1世死去後、直ちに王位を主張しウェストミンスターで戴冠。
ウィンチェスター司教ヘンリー（弟）、ロンドン市民、仏王ルイ6世の支持を得たスティーヴン派の貴族と、グロスタ公、スコットランド王デイヴィッド1世に支持された皇后マティルダ派の貴族が対立し、内乱となる。
1141年、皇后マティルダ、イングランド女王を宣言するが、ロンドン市民の拒否に会う。スティーヴンは逮捕されるが、妻マティルダの活躍により救出される。
1148年、皇后マティルダ、フランスのルーアンへ撤退。
1153年、世嗣ユースタス死亡。その後、ウォーリングフォード協定によりマティルダの息子アンジュー伯ヘンリーとの間に王位継承の協約が成立。和解実現後、イングランドを平定する。
1154年、死亡。
妻：ブローニュのマティルダ Matilda of Boulogne（1103〜1152）
スティーヴンとの間に一子ユースタスを儲けるが、夭折。