歴代ビザンツ皇帝

歴代ビザンツ皇帝


【末期ローマ帝国】

・コンスタンティヌス1世(大帝):324-337
  324:コンスタンティヌス、ローマ帝国を再統一
  325:ニカイア第1回公会議:ニカイア信条成立
  330:ビザンチオン遷都:コンスタンティノポリス開都

・コンスタンティウス2世:337-361

・ユリアヌス・アポスタテス(背教者):361-363

・ヨウィアヌス:363-364

・ウァレンス:364-378
  378:ハドリアノポリスの戦い:ローマ軍、西ゴートに敗れる、皇帝ウァレンス敗死

・テオドシウス1世(大帝):379-395
  380:テオドシウス勅令:カトリック(正統派)成立、アリウス派異端
  381:コンスタンティノポリス第2回公会議:三位一体説成立
  392:キリスト教の国教化
  395:ローマ帝国東西分裂

・アルカディウス:395-408

・テオドシウス2世:408-450
  410:アラリック率いる西ゴート人、ローマを占領
  431:エフェソス第3回公会議:ネストリウス派異端
  441:アッチラ率いるフン族、ドナウ川を越えて侵入
  447:フン族、モエシアに侵入

・マルキアヌス:450-457
  451:カルケドン第4回公会議:単性説異端


【レオ朝】

・レオ1世:457-474

・レオ2世:474

・ゼノン・イサウロス:474-475

・バシリスクス:475-476
  476:西ローマ帝国滅亡

・ゼノン(復位):476-491

・アナスタシウス1世:491-518


【ユスティニアヌス朝】

・ユスティヌス1世:518-527

・ユスティニアヌス1世(大帝):527-565
  527:司令官ペリサリウス、ペルシアに遠征(〜531)
  528:ローマ法大全編纂開始
  532:ニカの乱
  535:官僚制度改革の勅令
  537:聖ソフィア聖堂竣工
  542:ペスト流行
  548:司令官ヨアネス・トログリタ、北アフリカ支配を確立
  549:ペルシアのホスロー1世と会戦
  552:司令官ナルセス、イタリアを占領
  554:スペイン東南部を征服
  562:ペルシアとの間に50年間平和条約締結

・ユスティヌス2世:565-578
  572:ペルシアと戦争再開

・ティベリウス1世・コンスタンティヌス(共治):578-582

・マウリキウス:582-602
  591:ペルシアと講和

・フォカス:602-610


【ヘラクレイオス朝】

・ヘラクレイオス:610-614
  614:ペルシア、エルサレムを占領
  616:ペルシア、エジプトを占領
  617:スラブ人、テサロニケを包囲:バルカン半島にスラブ人が定住し始める
  622:イスラム帝国成立
  622:ビザンツ、ペルシアに遠征
  626:アバール人、コンスタンティノープルを包囲
  628:ビザンツ軍、ペルシアに侵入、ホスロー2世死去
  636:ヤルムク川の戦い:ペルシア、アラブ軍に敗れる。

・コンスタンティノス3世とヘラクロナス(共治):641

・ヘラクロナス:641

・コンスタンス2世、ポゴナトゥス:641-668
  642:アラブ軍、アレクサンドリアを占領。ペルシア滅ぶ。
  655:リュキア沖海戦:ビザンツ軍、アラブ軍に敗れる。
  662:シラクサ遷都

・コンスタンティノス4世:668-685
  674:アラブ軍、コンスタンティノープルを包囲
  678:アラブ人、ビザンツ帝国と和議を結ぶ
  679:ブルガリア人、ドナウ川河口に定住
  681:第1ブルガリア王国建国

・ユスティニアノス2世(鼻削がれ):685-695
  693:アラブ人、北アフリカを征服

・レオンティオス:695-689
  698:アラブ軍、カルタゴを占領

・ティベリオス2世:698-705

・ユスティニアノス2世(復位):705-711

・フィリッピコス、バルダネス:711-713

・アナスタシオス2世、アルテミス:713-715

・テオドシオス3世:715-717
  717:アラブ軍、コンスタンティノープルを包囲


【イサウリア朝】

・レオン3世・イサウロス(サラセン魂):717-741
  726:聖像崇拝禁止(イコノクラスム)
  730:コンスタンティノポリスの公会議で聖像を断罪
  740:アケロイノンの戦い:ビザンツ軍、アラブ軍を撃退
  740:エケロゲー法典

・コンスタンティノス5世・コプロニュモス(糞):741-775
  751:ランゴバルト人、ラヴェンナを占領:イタリア支配を放棄
  754:コンスタンティノポリスの公会議で聖像を断罪
  762:ブルガリア遠征:アンキアロスの会戦でブルガリアを破る
  766:首都再建

・レオン4世、カザロス:775-780

・コンスタンティノス6世:780-797
  787:ニカイアの公会議で聖像礼拝復活

・エイレーネ(女帝):797-802
  800:フランク王国のカール、皇帝位に就く(西欧がビザンツの権威から独立)

・ニケフォロス1世:802-811
  805:ペロポネソス半島を奪回
  811:ブルガリア遠征:皇帝戦死

・スタウラキオス:811

・ミカエル1世、ランガベ:811-813
  813:クルム汗、コンスタンティノポリスを攻囲

・レオン5世、アルメニオス:813-820
  815:聖ソフィアの公会議で聖像破壊の決議
  820:スラブ人トマスの反乱


【アモリア朝】

・ミカエル2世、トラウロス:820-829

・デオフィロス:829-842
  838:アラブ軍、小アジアに侵入 アモリオンを占領

・ミカエル3世・メシソス(泥酔王):842-867
  843:聖像崇拝復活
  863:テラカオン川の戦い:ビザンツ軍、アラブ軍を撃破
  863:キュリロスとメソディオス、スラブ人に布教開始
  864:ブルガリア皇帝ボリス、キリスト教に改宗
  867:コンスタンティノポリスの公会議でローマ教皇を破門:フォチオスの分裂


【マケドニア朝】

・バシレイオス1世、マケドン:867-886

・レオン6世、ソフォス(賢帝):886-912
  904:イスラム海軍、テサロニケを占領
  888:バシリカ法典

・アレクサンドロス:912-913

・コンスタンティノス7世、ポルフィロゲネトス:913-959
  917:ブルガリア皇帝シメオン、アンキアロスの大会戦でビザンツ軍を破る

・ロマノス1世、レカベノス:920-944
  922:ブルガリア皇帝シメオン、ハドリアノポリスを占領:マケドニアとトラキアを征服
  922:有力者の土地所有を制限する勅令発布
  941:キエフ公イーゴリ、コンスタンティノポリスを攻撃

・ロマノス2世:959-963

・ニケフォロス2世、フォカス:963-969

・ヨアネス1世、フィミスケス:969-976

・バシレイオス2世、ブルガロクトノス:976-1025
  987:バルダス・フォーカスの乱
  996:大土地所有を制限する勅令発布
  1014:クレイディオンの戦い:ブルガリア軍を撃破
  1018:ブルガリア滅亡

・コンスタンティノス8世:1025-1028

・ロマノス3世、アルギロス:1028-1034

・ミカエル4世、パフラゴーン:1034-1041
  1040:ブルガリアの反乱

・ミカエル5世、カラファテス:1041-1042

・ゾエ(女帝)とテオドラ(女帝):1042

・コンスタンティノス9世、モノマコス:1042-1055
  1054:東西教会の大分裂
  1055:セルジュク・トルコ、バグダードに入城

・テオドラ(女帝、復位):1055-1056

・ミカエル6世、ストラティオティコス:1056-1057
  1057:イサキオス・コムネノスの乱

・イサキオス1世、コムネノス:1057-1059


【ドゥカス朝】

・コンスタンティノス10世、ドゥカス:1059-1067

・ロマノス4世、ディオゲネス:1067-1071
  1071:ノルマン人ロベール・ギスカール、イタリアのビザンツ領を征服
  1071:マンツィケルトの戦い:ロマノス4世、トルコの捕虜となる

・ミカエル7世、ドゥカス・パラピナキオス:1071-1078
  1077:ブリュエンニオスの乱

・ニケフォロス3世、ポタネイアテス:1078-1081
  1081:トルコ軍、小アジア全域を制圧


【コムネノス朝】

・アレクシオス1世、コムネノス:1081-1118
  1082:ヴェネチアに金印勅書を授与
  1091:ポロベツ人、ペチェネグ人を滅ぼす
  1095:クレルモンの公会議で教皇ウルバヌス2世、十字軍を提唱
  1097:第1回十字軍
  1099:十字軍、エルサレムを占領:ラテン人の諸公国成立
  1108:ディアポリス条約

・ヨアネス2世、コムネノス:1118-1143
  1137:アンティオキア征服

・マヌエル1世、コムネノス:1143-1180
  1155:イタリアへ進出:神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世と対立
  1171:ヴェネツィアと断交
  1176:ミュリオケファロンの戦い:トルコに大敗
  1180:皇太子アレクシオス、フランス王女と結婚

・アレクシオス2世、コムネノス:1180-1183

・アンドロニコス1世、コムネノス:1183-1185
  1185:ノルマン人侵入、コンスタンティノープル市民の反乱


【アンゲロス朝】

・イサキオス2世、アンゲロス:1185-1195
  1188:ブルガリア独立

・アレクシオス3世、アンゲロス:1195-1203

・イサキオス2世、アンゲロス(復位)とアレクシオス4世、アンゲロス:1203-1204

・アレクシオス5世、ドゥカス・ムルズフロス:1204

・(コンスタンティノス11世):1204
  1204:第4回十字軍、コンスタンティノープルを占領:ラテン帝国成立


【ラスカリス朝】

・ニカイア帝テオドロス1世、ラスカリス:1204-1222
  1205:アドリアノープルの戦い:ラテン皇帝ボードゥアン、ブルガリアの捕虜となる

・ニカイア帝ヨアネス3世、ドゥカス・パタゼス:1222-1254
  1230:クロコトニッツァの戦い:エピロス、ブルガリアに敗れる

・ニカイア帝テオドロス2世、ドゥカス・ラスカリス:1254-1258

・ニカイア帝ヨアネス4世、ラスカリス:1258-1261


【バライオロゴス朝】

・ミカエル8世、パライオロゴス:1259-1282
  1259:ペラゴニアの戦い:反ニカイア軍を破る
  1261:ニカイア帝国、コンスタンティノープルを占領:ラテン帝国滅亡;ビザンツ帝国再建
  1262:モレア獲得
  1263:ブルガリアを破る
  1264:エピロスと停戦
  1274:リヨン公会議:東西教会合同
  1282:シチリア晩鐘事件

・アンドロニコス2世、パライオロゴス:1282-1328
  1283:教会合同の破棄

・アンドロニコス3世、パライオロゴス:1328-1341
  1340:エピロス併合
  1341:カンタクゼノス追放、熱心党がテサロニケを占領

・ヨアネス5世、パライオロゴス:1341-1391
  1347:カンタクゼノスの乱
  1349:カンタクゼノス、テサロニケを占領

・ヨアネス6世・カンタクゼノス(共治):1347-1354
  1371:マリツァ川の戦い:オスマン・トルコ、セルビア連合軍を破る

・アンドロニコス4世、パライオロゴス:1376-1379
  1389:コソヴォの戦い:オスマン・トルコ、セルビア連合軍を破る

・ヨアネス7世、パライオロゴス:1390

・マヌエル2世、パライオロゴス:1391-1425

・ヨアネス8世、パライオロゴス:1425-1448
  1438:フェラーラ・フィレンツェ宗教会議:東西教会合同

・コンスタンティノス11世(12世)、パライオロゴス・ドラガゼス:1449-1453
  1453:オスマン・トルコのメフメト2世侵入
  コンスタンティノープル陥落:ビザンツ帝国滅亡


【註記】


【参考】
・ポール・ルメルル:ビザンツ帝国史;西村六郎訳 白水社2003
・ジョン・E・モービー:新訂世界歴代王朝王名総覧:堀田郷弘訳 東洋書林1998


【改訂】2016-12-11